【社員インタビュー】
オリンパス株式会社③

【社員インタビュー】 <br>オリンパス株式会社③

新たな取り組み!「オリンパス」政策チームの仕事とは?

内視鏡・処置具といった医療製品において国内トップクラスのシェアを誇る精密機器メーカー、オリンパス株式会社(※以下、オリンパスと表記)に、平成22年度に新卒で入社した一倉和人さん(仮称、以下同)さん。

前回は「医療機器業界で働くことについて」を、前々回は「オリンパスの魅力や政策チームの業務内容」をお話していただきました。最終回となる本記事では、一倉さん自身が立ち上げメンバーである政策チームで、一倉さんが実際にどんな仕事をしているのか、とある1日のタイムスケジュールを例にそのライフスタイルに迫ります!

 

【今回お話を聞いた人】

 

オリンパス株式会社
政策チーム【※肩書は取材時】
一倉和人さん

文系の4年制大学を卒業後、平成22年度に新卒で同社に入社。最初の4年間は名古屋支店で営業を経験し、5年目からは東京本社で、さまざまな方向から医療の動向を調査する政策チームの立ち上げメンバーとして活躍している。

オリンパス・一倉さんのとある1日のスケジュール

830(出社)

・メールチェック、返信

9:00

・ニュースチェック

1000

・政策チーム打ち合わせ

1200

・ランチ

1300

・データ集計作業

1500

・内視鏡営業企画部との打ち合わせ

1600

・アウトプットの資料作成

1900(退社)

※上記は一例です

 

あらゆる方法で能動的に医療動向を調査

政策チームのミッションは「企業が今後最適な中長期的計画を立案するための情報を集めること」。一倉さんは日々色々な情報を仕入れて医療動向をチェックし、それが売り上げやニーズにどのような影響を与えるのか、さまざまな方法で調べます。

▲常に最新の医療動向をチェックする一倉さん。パソコンのお気に入りには複数の医療機器に関するニュースサイトが登録されていて、ニュースを隈なくチェックするのが毎朝の日課(タイムスケジュールの9001000

 

一倉さん:例えば国立がん研究センター がん予防・検診研究センターが2014年度に発表した『有効性評価に基づく胃がん検診ガイドライン』で、胃がんの対策型検診に内視鏡が推奨されるようになったときは、内視鏡検査の検査数がどれくらい増え、市場がどの程度拡大するのかを予測しました。また、「ここ数年で内視鏡検査の実施主体のウエイトが少しずつ病院から診療所に移行しつつある」というデータをきっかけに、今後の病院と診療所がそれぞれ製品に求める機能や価格について考察したことも。調査方法としては厚労省やシンクタンクが展開しているデータを使うこともありますが、当社でアンケート調査を実施したり、有識者として病院の院長先生や事務の方のお話を聞くこともあります。
調査結果は最終的に報告書としてまとめ、営業企画部に共有して今後の戦略に役立ててもらっています。

 

仲間の期待に応えるために

政策チームでの仕事は、オリンパスの中でもチャレンジングな取り組みだと一倉さんは語ります。

一倉さん:医療制度や消費税といった医療を取り巻く動向が大きく変わる中、当社が今後の営業戦略を立てるうえで、政策チームの取り組みは必要不可欠なんです。
誰もがなんとなく感じている問題意識をデータで実証することで次なる一手を考案し、企業の未来を切り開く。ひとつひとつの調査はとてもニッチな内容ですが、点と点を繋いで線にしたとき、営業企画部の仲間から『よくぞ調べてくれた!』といった反応が返ってくるんです。そのときは、言葉には表せないほどのやりがいを感じます。
▲「新しいチームだからこそのやり甲斐がある」と目を輝かせる一倉さん

 

まとまった休みが取りやすく、プライベートも充実!

政策チームの仕事は1つのプロジェクト(調査報告)が半期ほどのスパンで進み、また常に3つほどのプロジェクトが並行して動いています。全体のスケジュールに合わせて各員が自分の受け持つタスクスケジュールを管理。仕事量は丁度良く、アフターファイブや休日も充実していると一倉さんは話します。

 

一倉さん当社の定時勤務時間は8:4517:30です。残業をする日もありますが、その翌日は早めに退社したり、メリハリをつけて働けています。仕事が終わった後はゴルフの打ちっ放しに行ってリフレッシュしたり、自宅に帰ってお酒を飲んだり、平日も充実したアフターファイブを過ごしています。また、当社には『クリエイティブホリデー』という制度があり、1年に1回、5日連続で休みを取ることができます。先日私は妻とモロッコに海外旅行に行ってきました!制度的にも社風的にも長期休暇が取りやすいですよ。

 

 

3回にわたってお届けしたオリンパス入社9年目の一倉さんのインタビュー記事。いかがでしたか?営業をサポートする政策チームの仕事は、今後内視鏡分野にとどまらず、医療機器業界全体で注目されていくのかもしれません。

 

他の記事をまだ見ていない方は、ぜひ併せて読んでみてください。医療機器業界のこれからの働き方として、新たな気づきになるかもしれません。

 

 

>【社員インタビュー】オリンパス株式会社①

>【社員インタビュー】オリンパス株式会社②

>【社員インタビュー】オリンパス株式会社③

 

 

もっとオリンパス株式会社のことを知りたい方はHPをご覧ください
https://www.olympus.co.jp

 

採用に関する情報はこちらをご覧ください

https://www.olympus.co.jp/recruit/newgraduates

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