【医療機器の種類】
除細動器

【医療機器の種類】<br>除細動器

※本イラストは引用元「医機なび(http://www.iryokiki-navi.com/)」を記載頂くことを条件に利用可能です。

イラストを利用することによって発生したトラブルについては一切責任を負いかねます。

・機器の役割

心室細動(心臓全体が痙攣しているような状態)などの不整脈に対して、電気的な刺激(電気ショック)を与えることで正しいリズムを取り戻す医療機器です。

除細動器は、公共の場に設置され、医療従事者ではない一般の方も使用できるAED(自動体外式除細動器)と異なります。AEDは自動で患者の状態を解析して電気ショックを与えますが、除細動器は医療現場で、医師が患者の状態を評価したうえで電気ショックを与えます。

・どんなときに使われるのか

主に心室細動を認めた時に使用します。

心室細動の状態になると心臓はポンプ機能を失い、血液を全身へ循環させることができなくなり、心肺停止となるため、除細動器を用いた早急な対応が必要となります。

心室細動以外にも患者の状態によっては心房細動、心室頻拍と呼ばれる不整脈を認めた時に使用されることもあります。

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