【社員インタビュー】
アトムメディカル株式会社②

【社員インタビュー】 <br>アトムメディカル株式会社②

国産メーカーならではのホスピタリティ。医療機器業界での働きがい

保育器の分野において唯一の国内メーカーであるアトムメディカル株式会社(※以下、アトムメディカルと表記)に、2015年に入社した紫藤光さん。

前回の記事では「アトムメディカルの魅力」について語ってもらいました。今回は、医療機器業界で働くやりがいについてお話をしていただきます。

 

【今回お話を聞いた人】

 

アトムメディカル株式会社

技術開発部【※肩書は取材時】

紫藤光さん

理系の大学を卒業後、2015年にアトムメディカルに入社。技術開発部で保育器などの製品開発に携わる。

先生の声に合わせてカスタマイズ。国内唯一の保育器メーカーだからこそできること

▲アトムメディカルの婦人科検診台。患者さんが安心して診察を受けられるよう、デザインやカラーリングなど、細部まで考えられています

――アトムメディカルに入社後、医療機器業界の仕事に対するイメージが変わったことはありましたか?

紫藤さん「アトムメディカルに入社するまで、医療業界の中でも技術職って硬いイメージを抱いていましたが、実際はとても和気あいあいとした職場の雰囲気です

 

また、お客様である産婦人科の先生も工場を訪ねてくださることが多いのも驚きました。アトムメディカルは国内で唯一の保育器メーカーなので、先生の立場からすると保育器のことで要望を言えるのは当社しかいないということ。先生の声がダイレクトに機器に反映されますし、病院ごとにカスタマイズすることも少なくありません。

 

厳しい「外部試験」をクリアする喜び

――紫藤さんがこちらの仕事でやりがいを感じる瞬間を教えてください。

紫藤さん「医療機器は、国が定めるさまざまな外部試験を受け、認証を得ないと製品化できません。

 

厳しい基準をクリアするために、回路や構造を見直して修正します。時には何度も外部試験にトライして、ようやく通った時は心の底から達成感を感じますね。

 

ちょっとした音にも配慮。赤ちゃんへの思いやり

――医療機器業界の中でも保育器という特殊な機器を開発するうえで注意していることはありますか?

紫藤さん「生まれたばかりの命を扱う医療現場なので、先生たちの声に耳を傾けながらちょっとした使い勝手や感触にも配慮します。

 

例えば、保育器の横窓を開けた時、『バタン』と勢いよく倒れると赤ちゃんが驚いてしまうので、ゆっくりと開くようにしたり。赤ちゃんの気持ちと現場で働く人たちの扱いやすさ、どちらも考えながらバランスを見て微妙な調整をします。

 

▲保育器の手入れ窓は肘でも開けやすく、なおかつ開閉の音が静かになるよう、改良が重ねられているそうです

進化する医療機器業界で活躍するために

――医療機器業界で働くうえで勉強していることはありますか?

紫藤さん「先ほどお話した外部試験ですが、例えば「EMC試験」など、多くの規格が存在していて、数年おきに改正されたりします。

 

今はまさにいろいろな規格が改正されている時期。開発に携わるうえで規格の内容を熟知する必要があるので、書籍などを読んで勉強しています。

 

 

いかがでしたか?

保育器の国産メーカーで働く紫藤さんの視点から、医療機器業界の意外なお話や仕事のやりがいをお聞きすることができました。

 

次回はアトムメディカル、紫藤さんの最後の記事。実際にどんなふうに働いているのか、1日のタイムスケジュールを教えてもらいました。お楽しみに!

 

>【社員インタビュー】アトムメディカル株式会社
>【社員インタビュー】アトムメディカル株式会社②
>【社員インタビュー】アトムメディカル株式会社③

 

 

もっとアトムメディカル株式会社のことを知りたい方はHPをご覧ください

https://www.atomed.co.jp/

 

採用に関する情報はこちらをご覧ください

https://www.atomed.co.jp/recruit/

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