【経営者インタビュー】
株式会社日本医療機器開発機構(JOMDD)①

【経営者インタビュー】<br> 株式会社日本医療機器開発機構(JOMDD)①

全ての人が質の高い医療を受けられる世の中を目指して、先端医療技術のインキュベーターに

日本が誇る「ものづくり」を活かせる業界として、「無限の可能性を秘めている」といわれているのが「医療機器業界」。しかし、医療機器分野は毎年6,000億円以上を輸入に頼っており、「ものづくりの技術」を活かしきれていないのが現状です。

 

そんな中、世界で多く利用される国産製品を育てるために、事業化支援、投資事業やコンサルティングを展開しているのが「株式会社日本医療機器開発機構(JOMDD(※以下、JOMDDと表記)。同社は、2012年の創業以降、アカデミア(大学などの研究機関)や企業等と連携し、医療にITの力を掛け合わせたデジタルヘルス領域の医療系スタートアップ支援や、医療機器製品等の事業化など、国内初の医療インキュベーターとして、日本発の最先端技術を支援してきました。

 

JOMDDには現在、医師のほか、製薬企業や大手コンサル企業、特許事務所の出身者など、専門的な経歴を持つスタッフが集結。医療技術の開発初期から海外展開までに至る多くのプロセスを担うと共に、グローバルに事業を手掛けています。

 

今回インタビューにお答えいただくJOMDDの代表取締役COOChief Operating Officer「最高執行責任者」)「虞都 韻(ぐと いん)さん」は、同社の経営や事業の中核を担う存在。

 

今回は、そんな虞都さんに、全3回にわたってお話を伺っていきます。

1回目は、医療機器産業に飛び込んだ理由や現在の業務内容などについてお聞きしました。

 

【今回お話を聞いた人】

 

JOMDD

代表取締役 COOChief Operating Officer「最高執行責任者」)

虞都 韻(ぐと いん)さん

京都大学経済学部卒。住友商事株式会社を経てエムスリー株式会社にてWebマーケティング全般を経験。その後、株式会社リブセンス、ITベンチャーなどで新規事業の立ち上げを担当した後、創業期のJOMDDに参画。創業期の企業から大企業に至るまでさまざまな組織の規模・状況における経験を活かし、事業戦略と実行の両面から数多くの事業開発・資金獲得・業務提携をリードしている。とりわけ株式会社P・マインドの非侵襲痛み治療機器の開発・事業化においては、実務責任者として参画し、助成金・外部投資家による資金調達、プロジェクトマネジメント等、開発・事業化における全プロセスを指揮。2016年同社取締役、2019年同社代表取締役。

<Q1>虞都さんがITから医療機器産業に飛び込もうと思った理由は?

 

虞都さん私は取締役CBOChief Branding Officer「最高ビジネス責任者」)の石倉に誘われて2016年に弊社に入社しましたが、もともと文系でしたし、それまで勤めていたのはIT系のベンチャー企業だったので医療機器業界とは無縁だと思っていました。ですが、長らく IT業界に身を置いてふと気が付いたことがありました。IT系の会社が掲げる理念として、よく『私たちはITを使って●●を変える』というフレーズを目にしますが、本来ITツールITを主に考えるのではなく、『IT化・デジタル化が必要な業界にITを導入して、活性化のお手伝いをする』という発想こそが本来の正しい姿なのではないかと。そして、今一番その力が必要なのは『農業』と『医療』の業界だろうと考えました。

また、別の視点になりますが、今の社会において、『権利の平等』はあっても『機会の平等』はない。例えば『この子に病気の手術を受けさせたい』と考えて発言する権利は誰にでもありますが、実際にお金がないと実現する機会は得られません。そのような考えのもと、全ての人が、生きるために必要な機会を平等に得られるようにするために、まずは医療業界で経験を積む必要がある。そう考えて医療機器業界に飛び込みました。

 

<Q2>JOMDDのCOOとしてどのようなお仕事をしていますか?

▲日々複数の打ち合わせに出席する虞都さん

虞都さんCOOは言わば『何でも屋』。やるべきことは多岐にわたります。例えば、1つは『経営判断』。例を挙げると新しい案件を進めるか検討するとき、どれくらいの予算と期間で実現できるか、また、実現させるためのボトルネックはどのように解消できるかなどを考え、最終的にやるかやらないかを判断します。もう1つは『プロジェクト管理』。既存の案件に関して、プロジェクトメンバーの報告をもとに進捗や予算を確認し、何か問題があれば改善策を考えます。最後の1つは『事業開発』。投資している企業の役員として、開発・事業化の舵取りを行います。

 

<Q3>学生時代の経験で役立ったことは?

 

虞都さん「大学では周りで起業する人が多く、彼ら、彼女らの姿を間近で見ていたので、私自身も『お金を稼ぐ』ということをとてもポジティブなこととして捉えていました。この感覚を養えたのは、今となってはとても良かったと思っています。「命に携わる仕事がしたい、社会貢献がしたい」という想いをもって医療機器業界を目指す方が多いと思うのですが、それだけではなくビジネスとしてお金を稼ぐこともまた大切なことだと考えています。弊社では、医療の新しい技術を事業化することができ、人の命に貢献できて、その中で収入を得る楽しさも味わえる。これを素直に喜び、楽しめるのは、大学のときの環境が大きく影響していると思います。また、私は経済学部を卒業しているのですが、大学時代に経済について学んだことも役立っています。業界でいうと理系に分類されやすい医療機器業界ですが、ビジネスという視点で考えると、文系も理系も関係なく活躍できるのだなと感じています。

 

 

いかがでしたでしょうか。

ITから医療機器業界に転職し、会社の経営を担う虞都さんの言葉から、医療機器産業の重要性や仕事のやりがいを知ることができました。

 

次回は「医療機器業界」で働くことについて、さらに虞都さんにお話を聞いていきます。

お楽しみに!

 

 

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