医療機器の安定供給を通じて医療を支える! 医療機器販売業の仕事
皆さんこんにちは!
医機なび事務局です。
さて、皆さんは「流通業」という業態を知っていますか?
一般的に流通業とは、様々な商品を消費者やビジネス同士に輸送・運搬・配送を行う業態のことを言います。
流通業には卸売業・小売業・輸送業などがあり、様々な業務を通じて生産者と消費者を繋ぐことが仕事になります。
この中の卸売業は、各種メーカーから商品を仕入れ、小売業者へ販売する事業のことを言います。
身近なところで言いますと、例えば食品をスーパーマーケットやコンビニエンスストアに、スポーツ用品をスポーツ用品店に納入・販売をしています。
医療機器も病院やクリニックに届けるために、メーカーから医療機器を仕入れて納入をするのですが、この業務は、医療機器の「販売業」の許可を取得している医療機器販売業者が行っています。
そこで、今回の記事では医療機器の流通について知っていただくために、「医療機器販売業」の仕事についてご紹介します。
医療機器販売業の仕事とは?
では具体的に医療機器販売業の仕事はどのようなものなのでしょうか。
企業によって多少の違いはありますが、基本的には病院などの医療現場が必要とする医療機器を安定的に供給し、その医療機器が安全に使用されるように様々な支援を行っています。
医療機器というのは、単に注文を受けて、その医療機器を病院に納品して終わりではありません。
その医療機器が安全に使用されるための情報提供などの様々な支援が必要となります。
ですので、医療機器に関する知識と医療現場のニーズを理解する事がとても大切な仕事となります。
なお、医療機器に関する知識は就職後の研修やOJTなどを通じて段階的に学んでいくことになりますのでご安心ください。
学生のうちから医療や機器に関する知識を求められるということはありません!
医療機器販売業の仕事の魅力とは?
医療機器販売業の仕事には、働くうえで様々な魅力があります。
今回は3つご紹介したいと思います。
医療従事者のニーズに幅広く応えることができる
医療機器販売業者は1つのメーカーの製品だけではなく、色々な分野かつ様々なメーカーの製品を取り扱います。
よって、医師や看護師、技師の方々の様々なニーズに応えるために、複数のメーカーの製品を選択できるため、自ら考えて医療従事者に幅広い提案をすることができます。
社会貢献度が高い仕事であることを実感しやすい
日本の医療を支えるためには、日本全国にたくさんある病院・クリニックに安定的に医療機器を提供することが求められています。
また、例えばパンデミックや災害などが発生した際、医療を止めないためにも医療機器の安定供給(医療機器を病院に届けること)が必要となります。
そこで活躍しているのが医療機器販売業者。
医療機器販売業者は医療従事者の方々と情報共有をしながら必要な医療機器を届け、医療を支えています。
よって、人々の健康や命を支えていることを実感しやすいですし、その分やりがいも感じられます。
様々な場所で働きやすい
医療機器販売業者は全国各地にあります。
また、その多くがそれぞれのエリアで複数の拠点を持っています。
地元就職を考えている方は、地方にもたくさん働く場所があります。
よって、例えばUターンを希望している方は、その希望が叶うかもしれません。
今回挙げた内容は一例ですので、医療機器販売業で働く魅力は他にもたくさんあります。
ぜひ医療機器販売業についてさらに調べていただき、その魅力について知っていただければと思います。
もっと詳しく知りたい方は
「医療機器販売業に興味を持った!」、「もっと詳しく知りたい!」という方は、一般社団法人日本医療機器販売業協会のHPに就活生向けのページがございますのでぜひ見てみてください!
先輩の1日の仕事の流れや、先輩の声などを見ることができますのでオススメです。
一般社団法人日本医療機器販売業協会 就活生のみなさま
https://www.jahid.or.jp/recruit
おわりに
いかがでしたか?
今回は医療機器の流通を担う医療機器販売業の仕事についてご紹介しました。
医療を支えるためには良い医療機器を作ることも大切ですが、医療機器を医療従事者の方々にしっかり届けるということもまた大切です。
よって、医療機器販売業の仕事は、医療機器の流通を通じて、皆さんの命や健康を支えることに貢献しています。
もしかしたら皆さんのやりたいことや就活の軸にマッチする企業に出会えるかもしれませんので、この機会に医療機器販売業についても調べてみてくださいね!
※こちらの記事は『一般社団法人日本医療機器販売業協会』協賛の記事です。
もっと一般社団法人日本医療機器販売業協会について知りたい!という方はこちらをご覧ください。