
INTERVIEW
【社員インタビュー】テルモ株式会社③
テルモ株式会社
信頼できる仲間と愛着のある自社製品と・・・大切なものに囲まれて働く医療機器業界のMRの一日
体温計や、注射器などの使い切り医療機器、カテーテルシステムなど医療機器の開発・製造・販売を行うテルモ株式会社(※以下、テルモと表記)に、平成21年度に新卒で入社した原智弥さん。
前回は「医療機器業界のMRとして働くやりがいについて」、前々回は「テルモの魅力」をお話していただきました。最終回となる本記事では、原さんが実際にどんな仕事をしているのか、とある1日のタイムスケジュールを例に、医療機器業界のMRのライフスタイルに迫ります!
TALK MEMBER

原智弥さん
テルモ株式会社 ホスピタルカンパニー 医療器MR
文系の4年制大学を卒業後、平成21年度に新卒で同社に入社。現在は医療器MR(営業)として都内の大学病院など、数施設を担当しながら、東京支店のチーフという立場で活躍している。 ※肩書は取材時
テルモ・原さんのとある1日のスケジュール
- 7:30(出社)
前日までの売上げ確認・説明会に向けた資料作成 - 10:30
社用車で客先訪問 1カ所 - 12:00
訪問先の近くの定食屋さんで昼食 - 13:00
社用車で客先訪問 3カ所 - 18:00
課題整理 翌営業日に向けた準備 - 19:00 (退社)
※上記は一例です
朝の時間を有効利用
原さんの出社時間はなんと7時半!毎朝5時には起床するそうです。ちなみに定時は9時から17時45分まで……でも、他のメンバーよりも一足早く出社するのには理由がありました。

「朝は1日の仕事の質を左右する私にとってとても大切な時間です。」

早く出勤すると、デスクで集中して仕事の準備ができます。また、私は車で出勤しているのですが、朝の渋滞ラッシュを避けられるというメリットもあって。
そういった良いことがあるから、いつも早めに出社しているんです。
愛着のある自社製品、自信を持ってお客さまに紹介します
原さんは1日に4件から5件の施設を訪ねます。紹介する自社製品には思い入れが深く、お客さまへの説明にも自然と熱が入るのだそう。

うちの製品がとても好きなんです。担当製品については、良いところだけでなく足りないところも含めて、愛着を持って扱うようになりますね。

後輩の相談に乗るのも私の仕事
日中はほとんど外回りでオフィスを離れている原さんですが、社内にいるときは後輩からさまざまな相談を受けるそうです。

私は実質的にチームをまとめたり管理したりする立場ではないですが、東京支社のチーフとして後輩達のことはいつも気にかけて、何かあればフォローできるようにしています。
若手社員との関係がそう遠くないので、後輩からは『●●さんからからこんなことを言われたんですけど、これってどういう意味ですか?』とか、『●●さんにこんな質問をしたいんですけど、こんなこと聞いてもいいと思いますか?』とか、上司に聞けないようなことを相談されることが多いです(笑)

お客さまとの接し方や製品のことなど、原さんには身近な距離感で気軽に相談できると教えてくれました
医療機器業界で働くMRは人の命に関わる製品を販売するので、常に誠実であるべき。しかし、真面目過ぎる性格が故にプレッシャーに押し潰されそうになる後輩もいるのだそう。そんなとき、必ず原さんが後輩にかける言葉があります。

『商談が失敗しても自分の命が取られるわけではないから大丈夫!』と、後輩には常々伝えています。
情熱を持って仕事をしてほしいとは思いますが、自分では背負いきれないこともあります。仕事をしていたら、ときには数千万円単位のコンペで負けたり、製品を他社に切り替えられたりすることもあります。
でも、自分が努力した結果なら仕方がないじゃないですか。命に関わる仕事をしているのに『自分の命が取られるわけではない』という考えは相反しているように見えますが、これは結果に対する考え方です。
未来のお客さまをサポートするためにも、と割り切って前に進むことも大切です。

都内の大学病院など、数施設を担当しながら、チーフという立場で後輩の相談役も果たす多忙な原さん。帰りが遅くなってしまう日もあるようですが、その分は別の日に早めに帰宅してメリハリをつけています。

2人の子どもと公園に行くのが週末の楽しみですね。
平日は忙しい分長期休暇はしっかりととって、家族で旅行に出かけたり、冬は趣味のスノーボードに行くこともあります。
まとめ
全3回にわたってお届けしたテルモ・入社10年目のMR、原さんのインタビュー記事。いかがでしたか?原さんの誠実さがよく分かる素敵なお話をお聞きできました。
他の記事をまだ見ていない方は、ぜひ併せて読んでみてくださいね。