INTERVIEW

【スポーツ×医療機器】株式会社モリタ製作所編③

株式会社モリタ製作所

就活成功の秘訣:自分らしさと素直さが未来を切り拓く鍵になる

就活を進めるうえで「何から始めればいいの?」「自分に合った企業ってどうやって見つけるの?」「面接では何をアピールすればいいの?」こんな悩みを抱える就活生は多いのではないでしょうか。

今回は、モリタ製作所の人事総務部で働く大手一真さんに、ご自身の就活体験談や、面接で大切にすべきこと、就活生へのメッセージなど、さまざまな視点でお話を伺いました。

TALK MEMBER

大手一真さん

株式会社モリタ製作所 人事総務部 人事総務課 人事総務係

(近畿クラブスフィーダ所属)

立命館大学政策科学部を卒業後、2019年度に新卒でモリタ製作所に入社。人事総務部に所属し、採用や育成といった人事業務や研修の企画・運営などを担当。 同時にVリーグ、近畿クラブスフィーダに所属し、バレーボール選手としても活躍している

就活の軸は「社会貢献」 さまざまな企業を見て辿り着いた医療機器業界への道

大手さんは学生時代はどんなことを学んでいましたか?また、そのなかで就活や社会人になってから役立っている経験やスキルがあれば教えてください。

大手さん

立命館大学の政策科学部で政治や環境問題を学んでいました。

どちらかというと文系の学部で、社会問題について深く考え、解決策を模索するような授業が多かったです。

特に印象に残っているのは、グループワークやプレゼンテーションが多かったことですね。

さまざまな意見をもつ学生と議論を重ね、一つの結論を導き出すプロセスは、自分とは違う考え方を自分のなかに取り入れながら、新しい価値観を生み出すとても刺激的な体験でした。

そして、これらの経験は、面接で自分の考えを伝えるときや、社会人になってからも会議での議論やプレゼンテーションで活きていると思います。

就活の“軸”はどのように考えましたか?

大手さん

僕自身の軸は「社会貢献」でした。

もともとは子どもの頃から消防士を目指していたこともあり、人の命や健康を支える仕事がしたいと考えていました。

そこで、さまざまな業界を見た結果、医療業界が最もマッチしていると感じたんです。

就活のなかでモリタ製作所と出会い、第一候補として考えるようになってからは、もっとこの会社のことを知りたいと、合計で5回インターンシップに参加しました。

志望動機に入魂!“伝わる面接準備”の秘訣とは?

就活で苦労したことはありますか?

大手さん

企業ごとの“違い”を理解するのがなかなか大変でした。

例えば、給与形態について「初任給」で示している企業もあれば「基本給」で示している企業もあったり、休みにも「有休」と「年休」があったり…学生のときは何が違うのかわからないことが多かったです。

それに、多くの企業が「業界No.1」「国内最大級」「国内シェアNo.1」など、さまざまな表現で自社の製品やサービスの魅力をアピールするなか、各社が出している実績をどう評価するのかが難しかったですね。

企業説明会では業界用語もたくさん出てくるので、説明された内容を後で調べ直し、自分のなかで咀嚼(そしゃく)して他社と比較することを大切にしていました。

そのなかで、もっとも説明内容がわかりやすく、なおかつ自分の軸に一番近いと感じた企業がモリタ製作所でした。

面接の準備はどのようにしましたか?

大手さん

僕の場合はとにかく志望動機だけを完璧に仕上げました。

「なぜこの業界なのか?」「そのなかでもなぜ他社ではなくこの会社なのか?」ということについて、自己PRと一貫性をもたせながら熱意をもって伝えることに集中しましたね。

グループ面接用と個人面接用の志望動機を分け、伝わりやすいように順序立てて話す工夫をしました。

その他の、例えばガクチカ(学生時代に力を入れたこと)などについては特に準備はしませんでした。

すべてを完璧に整えすぎると、面接でも台本を読んでいるかのようになって熱量が伝わらないかもしれないので。

志望動機にすべてを込めて、自信をもったうえで、他の質問についてはその場で臨機応変に答えられるように余白を残しました。

面接ではどんなスタンスで臨みましたか?

大手さん

「面接を受ける」のではなく「人事担当者と会話する」というスタンスで臨みました。

面接官の方が知りたいのは「その人の本質」なので、飾らずに素直に話すことを心がけました。

また、グループ面接では他の学生さんも一緒に参加するので、短すぎず長すぎない適度な回答を意識しました。

エントリーシートで意識したことはありましたか?

大手さん

面接においてエントリーシートは、学歴や資格、経験など、企業が求める最低限の条件を満たしているかを確認するための「フィルター」だと考えています。

そのため、どれだけ熱意があったとしても、エントリーシートの記載にミスや抜け・漏れがあると、それだけで次のステップに進めない可能性もあります。

ですから、とても基本的なことですが、誤字脱字がなく、結論からわかりやすく書くことを意識しました。

少し大袈裟な例を出すと「好きな食べ物は?」という質問に対して「車です」と答えるような的外れな回答をしないことが大切です。

長々と説明するのではなく、簡潔に結論から伝えることを意識しました。

「夢中になれること」が自信につながる!学生時代に取り組むべきことは?就活生へのメッセージ

学生のうちにやっておいた方が良いことは?

大手さん

何か一つでも夢中になって継続的に取り組めることがあるといいですね。

勉強に限らず、サークル活動や課外活動など、なんでもいいと思います。

僕の場合はバレーボールを続けてきたことで、忍耐力や集中力、コミュニケーション力など、たくさんのことを学び、それが自分自身の自信になっていました。

面接でもあまり緊張せずに自分をアピールできた裏側には、そうした自信が支えになっていたと思います。

また、僕が今学生時代を振り返り「やっておけばよかった」と思うのは、語学力を磨くことですね。

モリタ製作所も70カ国以上に正規代理店のネットワークがあり、グローバルで活躍できる機会があります。英語をはじめ語学ができると、社会人になってからの選択肢がより広がると思いますね。

ありがとうございました。最後に、就活生に向けてのメッセージをお願いします。

大手さん

就活では、できるだけたくさんの企業を見てみてください。

例えば医療機器業界に興味があるなら、他の業界と比較したうえで本当に自分に合っているかを考え、そのうえで企業を選んでほしいです。

また、就活では「素直さ」がとても大切です。

面接で自分を良く見せようと取り繕っても、人事担当者にはきっと見抜かれてしまいますし、偽った自分をアピールして入社できたとしても、後々「期待に応えられない」と辛くなってしまうでしょう。

就活は「企業が学生を評価する場」ではなく、お互いが相性を判断する対等な場だと考えるとリラックスして臨めるのではないでしょうか。

就職活動の目的は自分が理想とする会社に入ることですが、活動そのものに前向きに取り組むことは「自分を成長させるチャンス」になります。

ぜひたくさんの挑戦をして、自信を持って、就職活動に臨んでください。

応援しています!

まとめ

大手さんの熱いメッセージ、きっと就活生のみなさんの心に響いたのではないでしょうか。

大手さんのアドバイスを参考に、前向きに就職活動を進め、自分らしいキャリアを実現してください!

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