INTERVIEW

【社員インタビュー】ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社②

ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社

先端技術で人の命を助ける医療機器業界のやりがいと・求める人物像

「ジョンソン・エンド・ジョンソン」に入社して4年目を迎える降幡翔さん。

前回の記事では医療機器業界に就職したきっかけやジョンソン・エンド・ジョンソンの特徴を伺いました。今回は、降幡さんが担当する業務の内容や、どんな人が活躍できる職場かをお聞きしていきます。

TALK MEMBER

降幡翔さん

ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 メディカル カンパニー バイオセンス ウェブスター事業部 営業部 東日本リージョン営業4課 臨床工学技士 第2種ME技術者

プレゼンや契約だけでなく手術のサポートから啓発活動まで。幅広い業務範囲をカバーするジョンソン・エンド・ジョンソンの営業職

降幡さんがジョンソン・エンド・ジョンソンに入社してから担当している業務の内容について教えてください。

降幡さん

営業部に所属し、病院や大学に対して製品のご提案をすることが主な仕事です。当社ではさまざまな製品を販売していますが、私が所属する『バイオセンス ウェブスター事業部』では、不整脈の一種である心房細動の患者さんの治療法として用いられる『カテーテルアブレーション治療』を行うための機器などを扱っています。

営業といっても、プレゼンや契約業務など『モノを売る』という直接的な仕事は全体のなかでほんの一部。既にご利用いただいている製品について困りごとを伺ったり、製品を適正に使用していただくためのサポートをしたり、より良い治療のために医師とディスカッションをしたり。さらには心房細動の早期発見に向けた医療関係者向けの啓発活動を企画・開催したりと、仕事の内容は多岐にわたります。

仕事のやりがいはどんなところですか?

降幡さん

まず、営業職として、自分が頑張った結果が数字で定量的に見えることが面白いですね。しかしそれよりも、提案した製品が医療の現場で使われ、誰かの健康を支えていると実感できることが非常に大きなやりがいです。

カテーテルアブレーションは、カテーテルの先端から高周波電流を流し、異常な興奮や電気の流れの原因となる心筋を焼灼し、正常な心臓のリズムになおす、心房細動の根治を目指す手術になります。心房細動は加齢に伴ってなりやすい傾向があり、今後高齢化によってさらなる患者数の増加が予測されています。この治療技術を少しでも多くの病院に広め、患者さんの負担を取り除くことが私の使命だと感じています。

医療従事者と医療機器メーカー。それぞれの共通点と違いとは

降幡さんはジョンソン・エンド・ジョンソンに入社する前、病院で働いていたのですよね。そのときのお仕事の内容を教えてください。

降幡さん

以前勤めていた病院では、臨床工学技士として心臓カテーテル検査室で医療機器の操作を行っていました。治療における生命維持管理装置の操作など、まさに患者さんの命と直接向き合う“医療の最前線”というべき現場でした。

臨床工学技士として病院で働くことと、医療機器メーカーで営業として働くこと。それぞれの共通点や違いはどのようなところですか?

降幡さん

『患者さんの命や健康のために働く』という大きな意味での目的は共通しているところです。そのうえで、病院は患者さん一人ひとりと向き合い、治療を行っています。診療科目などの専門分野ごとにそのスキルに磨きをかけていくのが医療従事者の働き方といえるでしょう。

一方、医療機器メーカーは病院に比べて現場との距離は遠くなり、患者さん個人と接する機会はあまりありません。その代わりに、より広い視点で患者さんのニーズを捉える必要があります。特定の分野に限らず社会情勢や経済、医療業界のトレンドなど、さまざまなことを常に学び続けることが求められるのです。

医療機器業界は熱い心を持って学び続ける若い力を求めています

降幡さんが現在の職場で実現したいことを教えてください。

降幡さん

ジョンソン・エンド・ジョンソンは、従業員の意思を尊重し、さまざまなキャリアを応援してくれる社風です。今後は営業部という枠を飛び越え、企画やマーケティングといった領域にも挑戦してみたいです。

医療機器業界を目指す学生に向けて、一言メッセージをお願いします。

降幡さん

『人の命を助けたい、社会に貢献したい』といった思いがある人に、医療機器業界の仕事はとてもおすすめです。また、熱い気持ちと同時に、さまざまなことに好奇心をもち、学び続ける感覚も大切です。学生時代の勉強には試験というゴールがありますが、社会人になってからの学びにゴールはありません。医療機器業界は熱い心を持って学び続けるあなたの若い力を求めています!

まとめ

いかがでしたか?

現在営業部に所属し、そして今後は営業の枠を飛び越えて様々な業務にチャレンジしていきたいと力強くお話し頂き、ご自身の目指すキャリアに向かって日々努力をされていることがインタビューの時にとても伝わってきました。  

次の記事では、降幡さんが日々どのように働いているのか、1日のタイムスケジュールを教えてもらいましたのでお楽しみに!

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